ID:158 サイバー・フィジカル融合社会のレジリエント生活空間の創成ワークショップ
- 開催日
- 2015年03月17日(火)
- 時間
- 13:00-19:30(開場 12:30)
- 会場
- 仙台市民会館 会議室1
開催レポート公開
- 使用言語
- 英語
- 通訳
- 無し
お申し込み/お問い合わせ
"E-mail:sone*cc.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)"
http://jsps-crisis.net/report/2015/02/3-3.html
主催団体
東北大学 サイバーサイエンスセンター
関連タグ
PDFファイルなど
開催レポート
参加者数 | 40名 |
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このワークショップで幾つかの有益な議論ができました。
(1)自治体と大学の連携による災害に強い地域社会
(2)地域ICT駆動のサイバー・フィジカル融合社会
(3)ICTシステム・サービスの常用性確保
(4)災害医療情報システムの在り方
地域ICT化による社会情報システムレジリエンス、自治体・大学連携による地域社会レジリエンス、IoT/M2Mデータ駆動防災情報システムなど、新たな提案、新たな気付き、がいろいろありました。
(1)自治体と大学群、地元企業の連携による災害に強い地域コミュニティ社会とスペシャリスト人材育成
(2)地域のICT化とIoT/M2Mデータ駆動のサイバー・フィジカル融合社会
(3)自助、共助、公助モバイルICTシステム・サービスの常用化デザイン
(4)お薬手帳・電子カルテ・生理・介護用品など災害医療データとモノのサイバー・フィジカル情報連携システム
4か国からの参加者を得ることができ、防衛医科、看護学、NGO、医療再生機構、情報学・統計学・経済学、通信事業者、医薬品食品衛生など、多方面から参加を頂きました。個人情報保護についても、現場の立場から、自助、共助、公助のあらゆる場面で利用可能な仕組みが議論できたのも大きな成果です。
今回のワークショップで、「自治体と大学群と地元ICT・IoT企業との協働による、自助、共助、公助のあらゆる場面での災害に強い地域コミュニティ社会の形成」というようなテーマが必要なのかと感じました。
ダウンロードデータ
イベント概要
クライシスに強い社会・生活空間の創成をテーマとして、①Big Data駆動のスマート・サイバーフィジカル融合社会システム、②情報システム・サービスの常用性確保、③災害対策Resilientモバイルネットワークについて講演と議論を行う。また,①レジリエント・モバイル・ネットワーキング・システム,②レジリエント社会・生活空間のためのICTシステム,③時空間を限定した災害対策個人データ管理の展示を行う。詳細情報
13:00~16:00
クライシスに強い社会・生活空間の創成
司会:曽根原 登(国立情報学研究所 教授)
「東日本大震災からの教訓」
登壇者:仙台市役所 仙台市まちづくり政策局情報政策部 部長 今井建彦
「災害に強い町づくりにおける大学キャンパスのICT」
登壇者:曽根 秀昭(東北大学 教授)
「緊急時における移動通信技術の有効活用」
登壇者:㈱サイバーフィジカルシステム研究所 代表取締役 曽根高則義
「災害に強いバックボーンネットワークとアクセスネットワーク」
登壇者:国立情報学研究所 教授 山田茂樹
「宿泊施設のWeb予約データを利用した災害復興状況の推定」
登壇者:国立情報学研究所 特任研究員 一藤裕
「東日本大震災におけるデマ拡散行動の心理的要因」
登壇者:国立情報学研究所 特任研究員 田中優子
「災害時に医療情報をどう共有し、医療材料・薬剤をどう確保するか」
登壇者:高知医療再生機構 理事長 倉本秋
「被災地における大学の役割と震災後の取り組み」
登壇者:石巻専修大学 経営学部 教授 湊信吾
16:30~17:30
パネルセッション
司会:国立情報学研究所 教授 山田茂樹
パネリスト
東京電機大学 未来科学部長・教授 安田浩
早稲田大学 国際情報通信研究科 教授 津田俊隆
統計数理研究所 副所長・教授 椿広計
18:00~19:30
デモセッション
「防災・減災のために何が出来るか?-ドコモの復興支援活動とポータブルSIMを活用した救命デモの紹介」
登壇者:株式会社NTTドコモ 東北復興新生支援室 内藤 宣仁、株式会社NTTドコモ 移動機開発部 課長 渋谷 彰
「大規模災害においても通信を確保する無線アクセスポイント」
登壇者:日本電気株式会社 山垣則夫、日本電気株式会社 木下峻一
「耐災害認証システムと安全で強靭なWi-Fiサービス」
登壇者:東北大学 教授 曽根秀昭、東北大学 准教授 後藤英昭
「災害復旧用無線マルチホップネットワーク」
登壇者:国立情報学研究所 教授 山田茂樹 委員