第3回国連防災会議への東北大学の取り組み | Tohoku University DRR Actions

国連防災会議

ID:217 地殻変動のリアルタイム検知で津波警報を高度化する

日程
2015年3月14(土)~18日(水)
会場
東北大学 川内北キャンパス A102
時間
10:00-20:00

お問い合わせ

E-mail:hino*irides.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

主催団体

東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)

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開催レポート

参加者数 100名

本学が開発しているリアルタイム海底地殻変動観測システムの概要とそれをリアルタイム津波予測に活用する試みを防災関係者や一般市民に紹介することにより,観測技術が防災・減災に重要な役割を果たしうることを知って頂く良い機会がもてた.

単にシステムの技術的な側面を紹介するだけでなく,津波が発生する仕組みを解説し,なぜ津波の波源となる沖合での海底地殻変動観測が津波予測に有効なデータを提供できるのかに焦点をあてた展示とした.

津波災害の軽減のために,観測が担う重要な役割は,事前の想定・地震後の即時予測とそれに続く現状把握のための情報発信であり,特に津波遡上のシミュレーションとの連携することで,信頼性と有用性が高い津波防災情報が提供可能となることを,今後も継続してアピールしていきたい.

観測基盤の整備は,国・地域ごとに異なるが,こうした発表をとおして,日本で開発・高度化がされている観測システムと運用のノウハウといった技術移転が全世界に拡がり,国際的な災害軽減の一助となることを期待する.

ダウンロードデータ

イベント概要

海底下で発生した巨大地震発生直後ただちに地震に伴う地殻変動を検知し,それを用いて津波波源の推定を高信頼度で把握する技術の開発状況と,それを即時津波予測に応用する試みを紹介する.

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