第3回国連防災会議への東北大学の取り組み | Tohoku University DRR Actions

国連防災会議

ID:222 東日本大震災 —過去と未来—

日程
2015年3月14日(土)~18日(水)
会場
東北大学 川内北キャンパス A102
時間
10:00-20:00

お問い合わせ

E-mail:murao*irides.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

主催団体

東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)

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開催レポート

参加者数 約100名

2011年東日本大震災は、深刻な被害をもたらした岩手県、宮城県、福島県のみならず、青森県、茨城県、千葉県などにも様々な影響を与えました。太平洋側沿岸被災地における津波による浸水域の総面積は561km2(国土地理院、2011)に及びます。2011年から2012年にかけて各地で震災復興計画が策定されましたが、現在はその被害状況や社会的背景など、それぞれの事情に応じて復興事業が進められています。

当分野では、東日本大震災による被災と復興の地域ごとの状況を網羅的・相対的に理解するために作成された、青森県から千葉県までの被災沿岸部70市町村の浸水域について調査し、浸水域を図示するとともに、各県の仮設住宅数(2013年4月時点)、津波避難施設(津波避難ビルと津波避難タワー)の設置状況(2011年3月と2013年8月の2時点)、浸水面積と浸水面積率等のデータを示した地図を展示しました。

また、宮城県、岩手県沿岸の10地区それぞれの被災前後の地理的変化を可視化し、スライドショーとして提示しました。

イベント概要

2011年東日本大震災では、東日本地域の多くの自治体が被害を受けた。とくに三陸沿岸部は、1896年の明治三陸大津波と1933年昭和三陸大津波により甚大な被害を受けており、その時の復興計画が20世紀の住宅立地に大きな影響を与えていた。本展示では、東日本大震災被災地を対象として、2011年震災以前の街の変遷と震災後の復興過程を様々な角度から視覚的にプレゼンテーションする。

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