第3回国連防災会議への東北大学の取り組み | Tohoku University DRR Actions

国連防災会議

ID:328 気候変動対策と防災に関するシンポジウム

開催日
2015年03月17日(火)
時間
10:00-15:30(開場 9:30)
会場
TKPガーデンシティ仙台勾当台(仙台パークビルヂング内) ホール7

開催レポート公開

通訳
逐次通訳あり

お申し込み/お問い合わせ

E-mail:k-hase*m.tohoku.ac.jp
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主催団体

東北大学 文学研究科

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開催レポート

参加者数 70名

2015年11月に気候変動問題に関するパリ会議(COP21)が開かれ、京都議定書につづく2020年以降の温室効果ガスの新しい削減枠組みが話し合われる。台風・ハリケーンの大型化など、気候変動にともなう災害の巨大化がすでに顕在化しつつある。2014年IPCCの第5次報告書が発表された。平均気温を2度以内の上昇におさえることができるのか。いまこそ、政府は何をすべきか。地域レベル・市民レベルでできることは何か。

シンポジウムでは仙台気象台の担当者の方から、将来の東北地方・宮城県への気候変動による影響予測に関する報告もあった。

シンポジウムでは全国地球温暖化防止活動推進センター事務局長、京都府地球温暖化防止活動推進センターの報告があったが、家庭での温室効果ガスの削減にあたっては、わが国に独自の仕組みであり、地球温暖化対策推進法に規定された全国地球温暖化防止活動推進センター、全国に55あり、全都道府県を網羅している地域地球温暖化防止活動推進センターと約6000人の地球温暖化防止活動推進員を活用すべきである。

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イベント概要

IPCCの第5次報告書の知見をふまえ、気候変動問題と災害・防災について情報提供と問題提起をはかり、地域社会レベルで取り組み可能なことは何か、はば広い観点から気候変動対策の意義と課題を検討する。家庭エコ診断事業、3.11以後の節電・省エネルギー等の実践をふまえ、達成度と今後の課題等を論じたい。シンポジウム主体で、会場で、調査結果や活動内容について、展示ブースも活用する。

詳細情報

10:00〜
開会のあいさつ・パネルディスカッション
●長谷川公一(東北大学文学研究科教授)

低炭素社会建設への課題
●藤野純一(国立環境研究所主任研究員)

COP21パリ会議と中国・日本
●明日香寿川(東北大学東北アジア研究センター教授)

日本の気候変動政策の特質と課題
●佐藤圭一(一橋大学大学院社会学研究科)

宮城県および東北の気候の変化と地域防災
●池田友紀子(仙台管区気象台地球温暖化情報官)

京都府地球温暖化防止活動推進センターの取り組み
●木原浩貴(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

気候変動と全国センター・地域センターの活動
●川原博満(全国地球温暖化防止活動推進センター事務局長)

15:00 閉会のあいさつ
●長谷川公一(東北大学文学研究科教授)

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