第3回国連防災会議への東北大学の取り組み | Tohoku University DRR Actions

国連防災会議

ID:286 東北大学復興シンポジウム 東北大学からのメッセージ ~震災の教訓を未来に紡ぐ~

開催日
2015年03月15日(日)
時間
10:00-17:15(開場 9:30)
会場
東京エレクトロンホール宮城 大ホール

開催レポート公開

使用言語
日本語
通訳
同時通訳あり

お申し込み/お問い合わせ

【取材等お問い合わせ】
広報課広報係
TEL:022-217-4977
E-mail:koho*bureau.tohoku.ac.jp

◆◆午前の部午後の部共に満席となりました◆◆
多数のお申込みをいただきましてありがとうございました。

主催団体

東北大学

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開催レポート

参加者数 1,500名

本シンポジウムでは、冒頭に潘基文国連事務総長から特別講演をいただき、「国連アカデミック・インパクト」のメンバーである東北大学の100を超える復興プロジェクトの取り組みについて、特に「災害統計グローバルセンター」設置については、新たなグローバル災害のリスク削減に向けた取り組みとして、大変期待しているとのお言葉を頂戴しました。

その後、大学全体で取り組んでいる8つの重点プロジェクトのプロジェクトリーダーを中心として、学外からハーバード大学のアンドリュー・ゴードン教授、日本IBMの橋本副会長をお迎えし、「大震災と減災対策」、「産業と暮らし」、「人と医療」という3つのテーマでパネルディスカッションが行われました。

午後の部では、「未来へ紡ぐ 私からのメッセージ」と題して、災害科学国際研究所の今村文彦所長、同研究所の日野亮太教授、東北大学病院の石井正教授からそれぞれ講演が行われました。

また、シンポジウムの最後には、マーティ・キーナート総長顧問をファシリテーターに、東北大生を中心として仙台で活躍中のニホンジンプロジェクトをゲストとしてお迎えし、トークセッション「明日に向かって」が行われました。

当日は、約1,500名の方にご来場いただき、東北大学の震災復興の取り組みへの高い関心がうかがえました。

本シンポジウムの開催は、大震災を経験した総合大学として、これまでの経験と知見を国際社会と共有し、国内外での防災・減災について貢献する 重要な機会となりました。東北の復興だけでなく、日本全体が元気になり、生まれ変わってほしいという思いを込めて、これからも東北大学は、一層の努力を続けてまいります。

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パネルディスカッション

ダウンロードデータ

イベント概要

これまで東北大学が行ってきた震災復興の取り組みを紹介。
「大震災と減災対策」、「産業と暮らし」、「人と医療」のテーマでパネルディスカッションを予定。また震災当時、甚大な被害を受けた石巻で救護チームの指揮を執った医師、今後起こりうる巨大地震を引き起こすメカニズムの解明に取り組む研究者らによる講演を行い、未来に向けてメッセージを発する。

詳細情報

<追加決定のお知らせ>
◆第3回国連防災世界会議に出席するため来日される潘 基文(パン・ギムン)国連事務総長にご講演いただけることとなったため、開演時間が10:00に変更となりました。(開場9:30~)
◆シンポジウム最後のトークセッション「明日に向かって」では、東北大生を中心とし、
仙台で活動中の「ニホンジンプロジェクト」が出演します。トークセッションでは、マーティ・キーナート総長顧問(東北楽天ゴールデンイーグルス・初代ゼネラルマネージャー)とのフリートークを予定しております。

<午前の部>「東北の復興から日本の新生を目指して」
10:00〜12:50

特別講演
登壇者:国連事務総長 潘 基文(パン・ギムン)

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開会挨拶
登壇者:東北大学理事(震災復興推進担当) 原 信義

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パネルディスカッション①「大震災と減災対策」
コーディネーター:災害科学国際研究所長 今村 文彦
パネリスト:
情報通信再構築プロジェクト 電気通信研究機構長  中沢 正隆
災害科学国際研究所 副所長  奥村 誠
リーディング大学院(グローバル安全学)教授 海野 徳仁
ハーバード大学(震災アーカイブ)教授 アンドリュー・ゴードン
IBM副会長(経団連・防災に関する委員会委員長) 橋本 孝之

パネルディスカッション②「産業と暮らし」
コーディネーター:農学研究科教授 中井 裕
パネリスト:
環境エネルギープロジェクト 環境科学研究科教授  田路 和幸
東北マリンサイエンスプロジェクト 農学研究科教授  木島 明博
地域産業復興支援プロジェクト 地域イノベーション研究センター長  藤本 雅彦
復興産学連携推進プロジェクト 多元物質科学研究所教授  中村 崇

パネルディスカッション③「人と医療」
コーディネーター:医学系研究科教授 五十嵐 和彦
パネリスト:
地域医療再構築プロジェクト 総合地域医療研修センター長  張替 秀郎
地域医療再構築プロジェクト 東北メディカル・メガバンク機構長  山本 雅之
放射性物質汚染対策プロジェクト 生活環境早期復旧技術研究センター長  石井 慶造
放射性物質汚染対策プロジェクト 加齢医学研究所教授  福本 学

<午後の部>「震災の教訓を未来へ紡ぐ」
14:00〜17:15
午後の部開会挨拶
登壇者:東北大学総長 里見 進

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講演:「東日本大震災での教訓を踏まえた津波工学の新たな役割」
登壇者:東北大学災害科学国際研究所長 今村 文彦

講演:「大地震の発生予測はできるのか?~2011年東北地方太平洋沖地震が教えてくれたこと~」
登壇者:東北大学災害科学国際研究所教授 日野 亮太

講演:「未来の地域医療の舞台を作りつつ、未来を担う地域医療人材を育成」
登壇者:東北大学病院 総合地域医療教育支援部長(元石巻赤十字病院医療社会事業部長) 石井 正

トークセッション:明日に向かって
仙台で活動中の「ニホンジンプロジェクト」と
マーティー・キーナート総長顧問とのフリートーク
ニホンジンプロジェクト アーティスト写真

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