第3回国連防災会議への東北大学の取り組み | Tohoku University DRR Actions

国連防災会議

ID:167 巨大災害からの復興 ~人、コミュニティと計画~

開催日
2015年03月16日(月)
時間
13:30-19:30(開場 13:00)
会場
東北大学 川内北キャンパス C201

開催レポート公開

使用言語
英語
通訳
無し

お申し込み/お問い合わせ

E-mail:idr.lab.3*gmail.com
(*を@に置き換えてください)

主催団体

東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)

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開催レポート

参加者数 120名

自然災害後の復興過程では、先進国・途上国の違いにかかわらず、それぞれの社会・経済的・歴史的コンテクストによって「計画」のシステムや「コミュニティ」のダイナミックス、ならびに「人」の活躍は形づけられることが、日本、アメリカ、ドイツ、インドネシア、フィリピン、インドなどの事例によって明らかになった。これらの要素をどのようにうまく連携させ復興の過程を経るのかが、今後のより良い復興のための計画的課題である。

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イベント概要

本シンポジウムでは、自然災害後の復興過程で要となる「人」「コミュニティ」及び「計画」の要素に焦点を当て、巨大災害を経験した先進国(日本、アメリカ、ドイツ等)や途上国(インドネシア、フィリピン等)での取り組みについて、各国代表者から事例を共有・発信する。さらに、これらを計画学的視点から整理し、人・コミュニティを中心とした復興プロセスの枠組みについて探る。

詳細情報

13:30‐13:35
開会のあいさつ・企画説明
●井内加奈子(東北大学災害科学国際研究所 准教授)

13:35‐15:15 第1部「復興政策・計画」
●司会:ナディーン・ マグデフラウ
(ドルトムント工科大学/ドイツ 研究コーディネーター)

中越大震災後の住民移転政策と過程・結果
●井内加奈子(東北大学災害科学国際研究所 准教授)

東日本大震災後の復興計画プロセスとその課題
●姥浦道生(東北大学大学院工学研究科・工学部 准教授)

災害復興を考慮する:より早く、強靱に、緑深く、公平に
●カール・キム(ハワイ大学都市・地域計画学部/アメリカ 教授)

復興の体系化に向けて:計画と政策・実施
●ロバート・オルシャンスキー(イリノイ大学都市・地域計画学部/アメリカ 教授)

エルベ洪水後の土地利用による災害リスクコントロール:ドイツの取り組み(仮)
●ステファン・グリービング(ドルトムント大学空間計画学部/ドイツ 教授)

15:15‐15:35 休憩

15:35‐17:15 第2部「地域再生」
●司会:エリザベス・マリ(東北大学災害科学国際研究所 助教)

過疎地域における復興:新潟県中越地震の復興プロセス
●澤田雅浩(長岡造形大学建築・環境デザイン学科 准教授)

居場所カフェ:レジリエンスと地域一体性のために高齢者と歩む
●清田英巳(Ibasho 代表)

メラピ火山噴火後の持続可能な生活再建にむけての計画
●ラマワティ・フセイン(ムハマディア大学ジョグジャカルタ校 助教)

復興における貧困層のエンパワーメント
●マーガレット・アーノルド(世界銀行 防災グローバル・ファシリティ〈GFDRR〉 上席社会開発専門家)

ドイツにおける住民移転の経験
●ナディーン・マグデフラウ(ドルトムント工科大学/ドイツ 研究コーディネーター)

17:15‐17:35 休憩

17:35‐19:15 第3部「住宅再建と移転」
●司会:井内加奈子(東北大学災害科学国際研究所 准教授)

災害後の復興における文化的側面
●ジェニファー・バレンスタイン(ワールドハビタット研究センター センター長)

昭和三陸津波後の再定住地と東日本大震災
●牧 紀男(京都大学防災研究所 教授)

東日本大震災における個人移転と集団移転による住宅再建-生活と空間からの分析
●近藤民代(神戸大学大学院工学研究科 准教授)

ジョグジャカルタ地域における人間中心の復興住宅
●エリザベス・マリ(東北大学災害科学国際研究所 助教)

グローバル課題にローカルの解決法を: ニューヨーク市における都市の災害住宅プロトタイプ
●シンシア・バートン(ニューヨーク市OEM住宅復興事業部/アメリカ 課長)

19:15‐19:25 閉会のあいさつ

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