ID:514 母と子を守る危機管理-地域医療・保健における創造的協働による新しい取り組み
- 開催日
- 2015年03月15日(日)
- 時間
- 17:30-19:30(開場 17:15)
- 会場
- TKPガーデンシティ仙台(アエル内) ホールD
開催レポート公開
- 定員
- 200名
- 使用言語
- 日本語
- 通訳
- 同時通訳あり
お申し込み/お問い合わせ
E-mail:boji@megabank.tohoku.ac.jp
FAX:022-273-6410
主催団体
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
関連タグ
PDFファイルなど
開催レポート
参加者数 | 126名 |
---|
1. 班研究による調査結果と浮かび上がった課題
- 産科―災害―救急医療と自治体との連携不足。また、避難所や地域の情報が周産期医療従事者へ伝わらなかった事実。
- 妊産婦への情報伝達方法の具体化、産科情報(母子健康手帳等)のバックアップの必要性。
- 地方自治体による産科災害対応の準備状況に大きな地域格差があること。
2.地域社会が輝くため、どのようにお産を守ったらよいか。
- 発災直後の妊産婦の命を救うため、人材を育てる。
(DMATと周産期医療との連携) - 情報こそ災害時に最も必要な支援。(妊産婦さんへ情報を伝達するマニュアル作成)
- 避難時にも必要な支援を。(妊産婦の救護、自治体との連携)
- いつまでも忘れずに、持続的に災害対応を検討し、準備しなくてはならない。
3. 未来も地域が輝き続けるために。
- 地域の連携力を効果的に発揮して、安心安全なお産・子育てを実現。
- 各世代が、あらためて健康の意味を知り、未来社会へ貢献。
- 妊婦や子育て世代を見守る暖かい目線。
- 国や自治体、地域で「未来を想い、今を考える」
ダウンロードデータ
イベント概要
日本は少子高齢化において世界の先端を走っており高度情報化されたハイレベルの医療資源を持つ医療先進国であり日本における災害対応は世界にとって含蓄に富む教訓を与えるであろう。地域社会の復興を担う次世代を救護する上で東日本大震災の経験から得た知見は今後世界中のあらゆる先進国が直面する少子高齢化社会において防災対策を検討する際にモデルケースとして大きな貢献をもたらすものである。詳細情報
17:30~17:50
講演「地域社会が輝くため、どのようにお産を守ったらよいか」
登壇者: 菅原 準一 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 教授
17:50~18:10
講演 2「妊産婦さんへいかに情報を伝えるか、情報収集するか」
登壇者: 葛西 圭子 公益社団法人 日本助産師会 専務理事
18:10~18:30
講演 3「妊産婦・子育て世代の震災時の困難な状況、それからの取り組み」
登壇者: 小川 ゆみ 一般社団法人 マザー・ウイング 理事
18:30~19:30
ワークショップ
チームのネットワーク力を高めるために。
楽しい双方向イベントを企画しています。