第3回国連防災会議への東北大学の取り組み | Tohoku University DRR Actions

国連防災会議

ID:169 被災地でのジオパークを考える〜大地の災いと恵み〜

開催日
2015年03月17日(火)
時間
13:30-15:45(開場 13:15)
会場
東北大学 川内北キャンパス C202

開催レポート公開

使用言語
日本語・英語
通訳
無し

お申し込み/お問い合わせ

E-mail:kuri*irides.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

https://www.facebook.com/ms1geopark

主催団体

東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)

関連タグ

タグ:

開催レポート

参加者数 96人

災害も恵みも同じ大地の営みとして災害に興味がない人にも受け入れやすい取組が必要である。春になればサクラが咲く、地面に力が溜まれば地震が起きて津波が起きる。どちらも自然の営み。災いも恵みも総合的に考えていくのがジオパークの役割であり、素晴らしい自然が何を起こすのか、も伝えていけるのがジオパークである。

人は忘れやすい。日本列島、被災地にならない場所はない。それをどう語り継ぐか。ジオパークは、災害の経験を持続的に語り継ぐことにも適したしくみである。

また、そのためには、ジオパークでは優れたサイエンスコミュニケーターが必要で、サイエンスコミュニケーターを育成し、切磋琢磨し合うためにはネットワークが大事な役割を果たす。専門家にとどまらず、地域の人々による語り部等の活動を支えることも大切。日本だけでなく、世界もある。世界のジオパークの中に、素晴らしいサイエンスコミュニケーターが居る。そういう人同士が行き来して情報交換することが大事である。

ダウンロードデータ

イベント概要

自然災害の防災教育、生活者視点での日常的対策、遠隔地や後世への伝達や伝承の視点で、下記、3つの話題を中心に地域の特性と向き合っての意見交換の場とする。
(1)被災経験に基づく地域活動の紹介、(2)災害と向き合うジオパーク間の意見交換、(3)地域の活動を支援する専門家の役割

詳細情報

13:30~13:40
開会の挨拶など
登壇者: JGN、JGC

13:40~14:40
基調講演
登壇者: Patrick McKeever (UNESCO/IGCP Executive Secretary), 杉本伸一(Japan geopark network/三陸ジオパーク上席ジオパーク推進員)

14:50~15:40
パネルディスカッション
登壇者: 各ジオパーク代表者および基調講演者

15:40~15:45
閉会の挨拶
登壇者: IRIDeS、南三陸海岸ジオパーク準備委員会

▲ページのトップへ